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九州大学大学院医学研究院臨床検査医学教室(Clinical Chemistry and Laboratory Medicine)
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 当研究室はミトコンドリアを研究の中心に据えて研究を行っています。

 
当研究室は生命活動に必須の細胞小器官「ミトコンドリア」を研究の中心において個体・
細胞・分子レベルの先端的な基礎研究を展開して世界に発信しています。また、臨床検
査に関連した様々な研究を行っています。


  当研究室は本格的な基礎研究と大学院教育を行っており、九州大学病院検査部の大学院部門です。




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大学院生募集中です!
 

大学院入学(修士課程・博士課程)は出身学部を問いません。
当研究室ではミトコンドリアをキーワードとして、生命の本質に迫ろうとするさまざまな基礎研究を行っています(下記参照)。


今年度の大学院説明会は2017年5月6日の予定です。興味のある方は是非一度お問い合わせください。


ポスドク

当研究室では日本学術振興会特別研究員を歓迎します。申請書作成段階から計画打ち合わせが必要となりますのでできるだけ早い時期に一度お問い合わせください。


お問い合わせは(こちら)
※なお、研究室訪問は必ず事前のアポイントメントが必要となりますのでご注意ください。




研究テーマ概略


ミトコンドリアは細胞が必要とするエネルギーを産生する生命活動にとって必要不可欠な細胞内の小器官であり、そのエネルギー産生の役割にちなんでしばしば「細胞の発電所」と呼ばれます。また、エネルギー産生以外にも代謝産物や活性酸素種の産生・制御、カルシウムイオンの調節、細胞死(アポトーシス)の制御を行うなどミトコンドリアの機能は多肢にわたります。そして、様々な疾患にミトコンドリアの異常が関与することは広く知られています。当研究室はこのように非常に重要なミトコンドリアを研究の中心に据えて様々な角度から先端的な研究を行なっています。

ミトコンドリアと疾患
ミトコンドリアが異常になるとミトコンドリア病と呼ばれる難病を引き起こすことが知られています。また近年ガンやパーキンソン病などとミトコンドリアの深いつながりが明らかにされてきています。さらにはミトコンドリア機能の低下と老化との関連も示唆されています。我々の研究室では、ミトコンドリアとガンとの関連やミトコンドリア病などに着目して研究を行なっています。


ミトコンドリアゲノム維持・遺伝子発現制御メカニズム

ミトコンドリアは独自のゲノム、ミトコンドリアDNA(mtDNA)を持つことが大きな特徴です。ミトコンドリアが正常に機能するためにはmtDNAが複製され、mtDNAにコードされている遺伝子が転写・翻訳される必要があり、これらのメカニズムの破綻はミトコンドリアの機能異常につながります。我々の研究室ではミトコンドリアゲノムの複製・転写・翻訳のメカニズムやそれらの制御の研究を幅広く、そして深く行なっています。


ミトコンドリアと自然免疫
ミトコンドリアは近年自然免疫にも重要な働きがあることが明らかにされてきました。自然免疫はウイルスなど病原体感染に対する防衛として重要な役割を果たしています。我々の研究室では独自のマウスを用いてミトコンドリアと自然免疫の関係を明らかにする研究を行っています。

質量分析装置を駆使したオミクスアプローチによるミトコンドリア研究
私たちは複数の質量分析装置を駆使して、タンパク質・低分子代謝物を網羅的に解析するオミクスアプローチにより、細胞内ミトコンドリア活動の包括的な理解を目指しています。また、難治性疾患であるミトコンドリア病の早期発見および病態機序の更なる理解に役立つ代謝物マーカーの探索と臨床検査への実用化にも取り組んでいます。

神経回路形成におけるミトコンドリアの役割

私たちは、正中線を中心として神経回路形成を制御するSlit-Roboシグナリングを研究しています。このシグナル経路に関係する分子群の多くが、精神疾患のリスク因子として指摘されています。それらは、ミトコンドリアに影響を及ぼして、軸索・樹状突起の形態・シナプス結合を調節すると予想され、まず、正常機能の分子基盤に迫ります。更に、この仕組みの破綻が、いかにして精神疾患発症に関与するかを明らかにします

研究内容詳細へ




研究室の特徴

  • 研究室には充実したスタッフ陣、ポスドク、技術員、大学院生(博士課程・修士課程)が在籍し、自由闊達な、よい雰囲気の中で協力し合って研究をしています。

  • メンバーの出身学部は医学部(医師・検査技師)、理学部、工学部、農学部、歯学部、そして留学生もおり、多彩な構成です。出身学部に関係なく活躍できます。

  • 様々な先端的な実験機器や設備が整っています。また、学生に対してしっかりとした指導体制で研究を行っています。

  • 九州大学内外の研究室と共同研究も行っており、活発でレベルの高い研究活動を展開しています


新着情報


  • 2017年11月、当研究室の大学院生 松元君の論文がOncognesis誌にpublishされました!(こちら

  • 2017年11月、当研究室の博士研究員 八木さんの論文がScientific Reports誌にpublishされました!

  • 2017年8月、当研究室の大学院生 廣藤君とスタッフ松島先生の論文がScientific Reports誌にpublishされました!

  • 2017年6月、当研究室の大学院生 佐々木君の論文がEBioMedicine誌にpublishされました!

  • 2017年5月、内海准教授・八木学術研究員らが中心となった研究成果が、Cardiovascular Research誌にpublishされました!

  • 2017年1月、当研究室の内海准教授、康教授の執筆された総説がFrontiers in Bioscience誌に掲載されました。

  • 2017年1月、当研究室スタッフ安川先生の総説と、九大病院検査部相原君(検査技師)&スタッフ松島先生の総説が、医学のあゆみ「ミトコンドリア研究 update」に掲載されました。

  • 2016年12月、当研究室スタッフ瀬戸山先生がファーストオーサーの論文がPLoS One誌にpublishされました!

  • 2016年12月、当研究室の博士課程大学院生 野見山さんが、第39回日本分子生物学会年会において優秀ポスター賞を受賞しました! (受賞タイトル「ミトコンドリア代謝解析に向けた高スループットミトコンドリア単離法の確立)
  • 2016年9月、当研究室の博士課程大学院生 門司君の論文がOncotarget誌にpublishされました!

  • 2016年7月、当研究室の博士課程大学院生 曲君の論文がJ. Biochem.誌にpublishされました!

  • 2016年1月、当研究室の共同研究員、天本先生の論文がJ. Cancer誌にpublishされました!

  • 2015年11月に開催された第15回 日本ミトコンドリア学会年会で、当研究室スタッフ(後藤)が若手ベストプレゼンテーション賞(ポスター)の1人に選ばれました。
  • 2015年10月上旬に当研究室スタッフ(安川)が日本側代表を務めたJSPS二国間交流事業・セミナー「日本・フィンランドの若手研究者によるミトコンドリア最前線」がフィンランド国ヘルシンキにて開催され成功を収めました。
  • 当研究室スタッフ(瀬戸山)が世話人を務めるセミナー「医科学研究におけるメタボロミクス」が開催されました。総勢80人以上の観客が会場を埋め尽くし大盛況のうちに終了しました!お越しいただいた皆様に改めてお礼申し上げます。
    


                                      (updated on 2017. 11.30.)



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